改札内液晶設置開始
改札内液晶が設置を開始した。
これは、通常時は広告を載せたりするものとして使うが、振り替え輸送が始まると図式で振り替え輸送の案内を行うもの。自線で運転見合わせや遅延が発生した場合は、テキスト方式で表示される。
現在、土浦駅、新宿駅で設置を確認した。
なお、1月の末にはJR東日本の公式HPにてダウンロードしてプリンターにて出力する方式の遅延証明書が発行できるようになる。今までのように、遅延証明書を貰う際に振り替え輸送の発行の列に紛れることもなく遅延証明書が貰えるようになる。が、これについてはインターネットが扱えない場合には役に立たない。
私の考えでは、乗車駅発行証明書の機械を改造して、遅延が発生したら電源を入れて「ご自由におとりください」と書いて発行すれば、目的が分散されるために混雑が回避できる。振り替え輸送も、開始から終了まではある程度決まってくるはずなので、それにタイマーをセットすれば電源の落とし忘れを防げるものもある。
今後も、輸送障害低減に関しての対策がどうなるかが気になってくる。
指令一元化について
何度も触れてきたこの題名だが、最近動向がつかめてきた。
指令一元化にあたり、現在遂行中なのは横須賀線と武蔵野線のATOS導入による一元化である。
これは、指令所が小規模であることや指令所自体が東京総合指令室内にあることがその要因である。
したがって、橋本CTCセンターや拝島CTCセンター、さらには高崎の輸送指令室や千葉の輸送指令室など何路線かをまとめて指令室に集約している場合、東京総合指令室に集約しないことになる。
つまり、高崎線のATOS導入が神保原止まりなのは神保原〜高崎間が高崎の輸送指令室の管轄であることがあげられる。また、これに伴ってか上越線の駅扱いがPRCすると公式発表されている。
このことを前提に考えると、少なくともATOS導入は東鉄指令に設置するという考えは古いというもの。
千葉の輸送指令室でも何でも、ATOSを導入することが必須な場合は各指令室に設置。
当然、東鉄指令が担当するわけではない。
また、どうも最近多いのはちゃんと説明しているのに「自動旅客案内」がATOSだと思っている人が減らないことである。まあ、ATOS=自動旅客案内は確かに結びつくものでかくいう私もこのサイトを立ち上げるまでは知らなかった。
しかし、各サイトで詳しく説明しているのにこれはちょっと…
恐らく、インターネットの検索の仕方、および検索方法を教えるのがちょっと甘い、もしくは自分で調べる力が減ってきたということであろうか。
とりあえず、このBlogを読んでいる方は内房線の新放送を聞いて「ATOSが導入されました」なんて報告しないようにして頂きたい。あれは、接近放送の更新や新設によるものであり現在は試験段階である。
また、あの放送を参考に内房線の蘇我〜木更津間のPRC導入を照らし合わせるとJR東日本の新PRCはATOSの技術を受け継いだものとなったと思ってくれれば幸いです。
つまり、内房線の全区間の運行管理システムを最新のものに交換するということが考えられる。
以前、蘇我駅でATOSと同じ禁煙放送が試験的に流れたが、新しい放送に切り替えるであろうことは間違いないし、新放送でなくともATOS並の旅客案内は実現できるであろうことは間違いない。
機外停車から学べ
さて、木曜日の人身事故の運転再開時に公衆立入が連続発生し30分程運転再開が延びた。
これに関連し、山手線、宇都宮線、高崎線、常磐線も運転を見合わせ、防護無線受信の影響で中央線にも影響が出た。
ちなみに、事故発生時の時間帯は夕通対の時間で発生場所では駅間の長い場所であったためと列車密度が高かったのが重複したのが原因で、特に通勤路線で退避駅や折り返し駅が少なく機外停車の救済が行えなかったのが原因である。
ドアコックを扱って線路外に出た者もいる。
機外停車が続くと、必ず線路外へ出て行くものがいるが、これはどうしてだろうか。
マスメディアで、これを取り上げたほうが良いのではないだろうか。
線路に立ち入るだけで、法に触れることを。
列車危険往来など、一般的に知られていないだけで鉄道法はいっぱいある。
このBlogでも、このことには幾度となく触れている。
にしたって、勝手なことをしたんでは困りますね。
ちょっと、これは社会問題化しかねないような…
悪天候に学べ
最近、地球の環境破壊による季節外の強風や大雨が相次いでいる。
JR東日本によると、大雨による規制速度を向上させるための強化工事を行っているとのこと。
ただ、横須賀線の一部区間のように地盤の都合で強化できないところもあり困りどころである。
特に、東鉄指令ではない路線や区間では情報集約がうまくいかないためテンヤワンヤのはず。
この部分にもメスを入れてみる。
千葉の輸送指令室のように、何か大規模なCTC/PRC指令室でも作ればよいのではと思う。
そもそも、ATOS導入予定を見ると妙に横須賀線と武蔵野線が離れている。
いくらPRCの経年劣化を配慮したとしてももうちょっともたないものでしょうか?
もしかすると、武蔵野線のATOS導入後にまた導入線区が増えるのではないかと思います。
上げの時刻変更
やっと、出発時機表示器の「出発」が活躍する場面がわかりました。
中央快速線の場合、1本の特急や特快が遅れると順序が入れ替わり所定退避駅より1つ進むことになる。
所定時刻では追いついてしまい、快速が逃げ切れない。
そこで、「出発」を表示して早発する。
で、指定された時刻に発車していけば変更後の退避駅に無事逃げ切れるという寸法である。
見たわけではないが、昨日特急が遅れていて順序がどうなるのか気になったがどう考えてもライナーのような閉塞間をノロノロ走るわけがない。となると、行き着くのが「出発」表示だった。
東海道線の朝ラッシュ後の上りにも出るようだが、まだ見たことはない。
とりあえず、特急が遅れたら中央線にでも出向いてみるつもりでいる。